人は安定を望みます。
変わりたい…と思いながら、なかなか変われない、変わるのが恐い、やっぱり変わりたくない、など環境の変化に馴染むのは時間やエネルギーがかかりますし、未知への恐れもありますよね。
一説によると、わたくし達は、自身に変化を起こしたくて この地球に生まれてきたとか… 変化することが 宇宙法則で、生きとし生けるもの全て…動物も植物も鉱物も 変化せざるにはいられないのだそうです。
美しい蝶…鳳蝶(アゲハチョウ)を見ると、亡き母を想います。
美しい蝶になる為には、サナギは、ずっとサナギではいられないのだそうです。
自分の姿がドロドロに溶けていき…形がなくなって…それはまさに自分が無くなる0の体験…
その通過儀礼を経て…
大空を自由に舞う あの美しい蝶に変身できるのだそうです。…神秘ですね。
その大変化の最中、サナギは自分が美しい蝶…という本来の姿になることを知らないらしく、
もし、蝶にたずねるなら絶望しかなかった…と言われそうな気がします。
でも、生きとし生けるものの本能は知っている…のだそうです。この大苦難 大変化のあとに、大いなる自分が新しく生まれ変わるのを…
これまでの自分には想像できない、全く別物と言ってもいいくらい、光り輝く美しい自分が立ち現れるのを…
古い意識がなくなることで 新しい可能性と生き方が生まれてくるのでしょう。
「令和」という時代の幕が開け…様々な事態が わたくし達 目がけて、日々容赦なくやってきています。
わたくし達が今 身を置いているところは、かつて一度も存在したことのない、まっさらで未知の状態…目の前にある出来事は、まだ何も形になっていません。
可能性も制約も、闇も光も混沌としています。
困難な時代を選択し 生まれてきた わたくし達の魂…
誰もが…美しい蝶になりますように…。
mitoco