「月無意識の働きと 植物の浄化について」お話をさせてください。
テーマを聞くと、少し難しいイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが…
実は 植物と人間の関係は、わたくし達の 無意識 と 意識の 関係に 似ているのです。
植物なくして 生活が成り立たないのに、意識される事は 少ないのです。
わたくしたちは 知的活動の過剰から 無意識の活躍する 心 や 感情も 情報と時間に追われて、季節の移り変わりを感じる事も 自分自身の 気持ちを振り返ることも 時に置き去りになり、毎日を走りぬけるように 過ごしてしまう日々が あること…と思います。
そんな走りぬける日々が悪い…という事ではないのですが…。
時には立ち止まり 自然の景色や 植物や樹木と触れていると、心や眼差しが 柔らかくなります。
ある研究では 意識が休息に入ると 脳波も変わるそうです。
また、ある論文には「野菜や植物にも心がある」 と書かれておりました。
「野菜や植物 木にも心がある」 と 感じている方も 多くいらっしゃると思います。
癒しというのは、自然の中に隠れているものとわたくしは思っております。
単に 植物の効果効能を 体に取り入れるだけではなく「植物の心を…エネルギーを感じる」ことで、心の無意識の領域に 癒しや 安らぎを得て頂けたらと思っております。
わたくし達は、意識が主役になりがちですが、実は、大きな出来事は 無意識によっても動かされているのです。
本来 人間は、ひまわりのように お日様を向く 明るい方を 好みますが、自分がどんなに気丈にしていても 肉体の疲れをコントロールできているつもりでも
蓄積された 体と心の疲れに 休息を与えるよう 気を元に戻すよう無意識が働きかけることが あるのです。
この無意識が求めた 「気」を元に戻す方法に
先人達は植物を使い 実感 体感を 積み重ねてきました。
植物によるケアには、浄化力があり 不思議と 自分のエネルギーが高くなり、運も良くなってくる…と 先人達は歴史の中で 記録を残し、ヨーロッパやイギリスに 多くの文献が存在しております。
ハーブ 植物で 心が浄化されることで 、人間が本来持っている 無意識に眠っていたカンが働き、結果 良い運を引き寄せる…
そのような 無意識に働きかける植物の中から、今回は 臨床心理士時代の臨床例なども合わせて 2つの植物をご紹介させて頂きます。
この時期、お月様がとてもきれいな時期ですが、月と関係の深い「カモミール」
このカモミールは 人間の無意識に響く植物です。
クレオパトラが安眠の薬として利用したり ピーターラビットのお話にも出てきますが、
日本には 江戸時代 ポルトガルやオランダから 医学の薬として 持ち込まれました。
カモミールの効果としては 不眠 として 活躍していることが有名です。
英国の病院で行われていた方法に 手術の前の眠れない夜にカモミールが使われていました。
そして 無意識への働きとしては 「いてもたってもいられない」心の苦しみやトラウマがなどで、心が支配されているとき その痛む心に届いてくれます。
カモミールの花言葉に 「逆境に負けない力や精神力」とありますが、不眠だけではなく 葛藤する心に届く カモミールの優しく 力強い役割を 表現しているものと思います。
カモミールは 人間の無意識に届くだけでなく 弱った植物の近くにカモミールを植えると、その植物が元気を取り戻すといわれており 植物のお医者さんとも呼ばれています。
カモミールは 子供から 大人まで 心の無意識に響き あらゆる万能の効果を発揮してくれる植物です。
ただし キク科の植物にアレルギーを持つ方は 注意が必要になります。
そして 妊娠中の方の 多量の使用もお控えください。
今回は「月と無意識の働きと植物の浄化」カモミールについてお話しさせていただきました。
次回は、No.2 で続きをお話しさせてください。
mitoco