わたくしは、ダイアナ妃が飲んでいたといわれるブレンドハーブティを再現し、
「ダイアナ in Love」という名で商品化させて頂いているのですが、
使用しているハーブは、ローズ、ジャスミン、ペパーミントで、この3種を配合したブレンドティです。
前回は、ローズについてお話させて頂きましたので、次に、ジャスミンについてです。
ローズと相性の合うジャスミンも ダイアナ妃が飲まれておりました。
ジャスミンは、インドでは夜の女王と呼ばれ、日が沈んでから、月の光を浴びながら 神秘的な香りを放ちます。
何世紀にもわたり、医薬品と 香料として 価値が認められてきたハーブです。
ジャスミンは、昔からローズと相性が良く、ローズ同様、心と感情によい作用があります。
女性特有の症状、ホルモンバランスの時の 感情のバランスの不調の時にも おすすめです。
そして、不安や落ち着きのなさ、落ち込みといった感情を 催淫作用で癒します。
昔から、直感が冴えるともいわれており、無意識のうちに自己の欲求に歯止めをかけて、
落ち込んだ時にも効果的です。気持ちを温め、活力を再び与えてくれるハーブです。
よく皆さんに聞かれるのですが、コンビニで売っているジャスミンティは、
ハーブのジャスミンティとは違います。コンビニのジャスミンティは、
緑茶にジャスミンの香りを付けたものなので ペットボトルのジャスミンティは、緑茶になります。
ハーブのジャスミンティはノンカフェインですが、コンビニのジャスミンティはカフェインが入っております。
そしてもうひとつ、ペパーミントです。
ミントは多くの品種があります。ウォーターミント、スペアミント、アップルミントなど、
ペパーミントは ミントの中で、医療面と商業面で もっとも重要視されています。
古代ギリシャでは、香りを嗅ぐだけでも、神経系を回復させ、気持ちを爽快にさせる 弱い麻酔作用があります。
宗教色の強い国は 断食など 気持ち的に制限がかかるときがありますので
そういう時は ペパーミントティを飲んだり ペパーミントの香りを嗅いだりしながら、弱い麻酔作用で 気持ちをぼやかしているそうです。
なので ストレスがあるときにも ペパーミントの香りを嗅ぎながら お飲みいただくとよいと思います。
ペパーミントは消化不良や、胃もたれの解消にも役立ちます。
そして、コショウのようにピリッとするペッパーミント、ペパーミントは辛みと刺激が体を温め、
最終的には体を冷やすという特徴を持ちます。温シップと冷シップみたいですね。
アトピーや肌荒れが気になる方は ペパーミントのお茶を 湿布代わりにお使いになってみてください。
高熱やインフルエンザ、呼吸器系の症状におすすめのティです。
これらの3種、ローズ、ジャスミン、ペパーミントをブレンドしてハーブティが、
ダイアナ妃が愛したハーブティですが、
このようにハーブは、オシャレというイメージだけでなく、身体を支え、心を助けます。
薬のない時代は、ハーブをお薬の代わりとして、
人々の身体や心の健康に 役立ててきた歴史があります。
野菜や果物を毎日必要とするように ハーブの力も ご活用になってみてください。
当時のイギリスの先生方から 「ハーブは神からの贈り物である」という事を教わりました。
ぜひ皆様の 毎日の生活の 活力や潤いに お役立て下さるとうれしいです。
元臨床心理士・植物療法士
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